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浜崎容子blog番外編(?)運転免許取得への道(YOKO)

私には夢がある。

バンドがツアー遠征のとき機材車の運転を代わってみたい。メンズたちの力になりたい。名古屋から大阪くらいの距離は私が代わりますよって言ってみたい。


そんな極薄の夢を持ち続けて早15年の月日が流れ、周りの人々に猛反対されながらも、もうこのタイミングを逃したら一生運転免許を取ることは無いだろうとめちゃくちゃ重くなった身体を引きずりながら教習所にフルスケジュールで通う事を決意。なぜフルスケにしたかというと、もう若く無いので習った事から1週間空くと絶対に忘れるだろうということが1番大きいが、5月中に取得できないと6月からまた忙しくなるからだ。

と、言うのと明日まで視聴可能の「容子と絵恋のここだけの話」をちょっと聴いてほしいのだけど、訳あって絶対に免許を取らないといけない状況になってしまったからだ。



聴いてもらった方がよりスリリングで楽しいのでよろしくお願いします。


と、スケジュールを決めて教習所申し込んで、さぁ!と意気込んでいたのだけどアーバンギャルドのとある案件でめちゃくちゃ急ぎで仕上げなくてはいけない事が舞い込んできて私にしてはぶっちゃけ死にそうなほど忙しい…教習所へ行き、帰宅後明け方まで作業し、寝て教習所へ行き…の繰り返しである。しかしながらせっかくの機会なので脳みそが覚えているうちに備忘録を書いておこうと思ったのです。私は無事に免許取得できるのでしょうか?



教習所1日目


前日繰り上がった〆切の為にあんまり寝れずに朝っぱらから頑張るバンドマン。朝8:45集合とか鬼か。あと10時間眠らせろ。

教習所にてレクリエーションの後に適正テスト、見事に全部最下位。声出して笑った。そんなに?周りが反対する訳だ。次になんか動画見て基本の勉強。学科?その1。残りは現在コロナ禍なのでリモートでとの事だが視聴中1分おきに写真を撮られているらしく、態度が悪かったら却下されるそうだ。ご飯とかお菓子食べながら見れないらしい。怖い!いや授業なんだから当たり前か。その後擬似運転体験。ゲーセンのレースゲーム思い出す。その後実車を運転。その日のうちに運転するのが浜崎容子だなぁ。アクセルってあんなに軽いの?簡単にスピード出てこわぁい!帰り送迎バスのおっさんに無免許運転を薦められる。無免許で練習すれば即上手くなるさ〜と。それ今日から通う人に言う?1日目さすがに疲れた。明日も実技の日。



教習所2日目

夕方からだったので朝の6時まで作業して昼過ぎに起きて昨日の復習←偉いをしてから実技2時間。しかし私のフルスケジュールではしっかり家でも同じ時間オンラインの学科を受けてくださいと受付で指摘されるが〆切があるんだよおお!今できないんだそれ!と思いつつ車運転。めっっっちゃ楽しい。色々失敗はするけどめちゃくちゃ楽しい。免許取れる自信しかない。調子に乗りすぎて本日は脱輪!わー!ちょっと思い切りが良すぎるタイプらしいので加速しすぎないよう指摘される。送迎をしてくれる教習所なのだが送迎のドライバーのおばちゃんが私に興味を持ちすぎて色々聞いてくるので色々なんかバレたら面倒なので全部嘘で返したら全て信じてくれた。一期一会。


教習所3日目

バックと急発進とめっちゃ狭い道とS字カーブの事を学ぶ。急発進の練習で急発進しすぎて1人目の先生に「もっと恐怖心を持ってください」と言われる。確かに恐怖心が全くないのは問題だと思った。ブレーキを踏まれまくる。急発進が楽しすぎてスピード出しすぎて怒られる。先生がブレーキを結構踏むので「先生ブレーキ踏みすぎじゃ無いですか?」と口ごたえしてしまう。2時間目、2人目の先生にも「恐怖心を持って…」と言われる。それはそう。めっちゃ狭い道難しすぎる。S字カーブもむずい。というかたった20時間?くらいの練習で免許取れる人は取れて車道で運転とか世の中おかしくないか?もっと練習すべきでは?学科と実技の時間の差が広がるばかりなのでまたそこも指摘された。私も学科受けれるものなら受けたいさ…25日まではちょっと厳しそう。送迎のおじさんがめっちゃ話しかけてきてしかし2/3は聞き取れない系の話し方をする人で少しうざかったので塩対応。挨拶だけはちゃんとしときました。


教習所4日目

まさかの送迎バスが来ない事件発生、学校に電話をかけると「10分待っていてください」と言われ爆速で送迎バスが来た。30分ほど立ったまま待っているのは辛い。ライブハウスの待ち時間を思う…(いつも皆様ありがとうございます)またしても受付で学科を真面目に受けろと指摘される。受けれるものなら受けたい、ちょっと急ぎの案件があり時間が取れないのだ。こういう口答えをする人は性格があまり良く無いだろう。

土日の学校は若者が多い。学校入った瞬間に全員にガン見される。田舎なのでこんなホワイトブロンドの女はなかなか見ないのか。派手髪が1人もいないのが気になるところ。さっさと通いたいから宝塚から少し離れた空いてる教習所を選んだけど少し離れただけでこうなのか。宝塚だと派手髪多いのに(ほぼジェンヌさんだけど)若者よ派手に生きろ。

今日はこれまでの復習が多かったので少しホッとした。新しいことは特に覚える必要は無かったけど坂道発進、移動の意思表示、バックの時後ろを見るとかなんかやること多いことはまだまだだな…と思ったけど考えてみたらまだ4日しか運転していないのに生意気すぎる。

今日もブレーキの事を指摘される。ブレーキ…かけどころが判りづらい。あとはアクセルを踏みたがるタイプなので基本ブレーキに足を置くように、教習所内ではとにかくゆっくりゆっくりゆっくり走りましょうと言われる。他の生徒さんがあまりにゆっくり走ってるので「なんかみんな遅くないですか?」と聞くと「いや浜崎さんが速すぎるんです」と言われた。今日の先生すごくおじさんだったけど教え方が上手くてS字カーブとクランクが一発で成功できた。嬉しいものですな。最後の方で車が止まり「あれ?動きません」と言うと「浜崎さんそれブレーキやで😂」とあんまりブレーキブレーキ言われるから訳がわからなくなった。私を担当する先生方はみんな楽しそうです、爆笑しながら教えてくれます。明日明後日は教習所行かない日なので学科のオンラインを受けまくり遅れを取り戻したい。


画像は本日父の誕生日だったので教習所から帰ってきてからケーキを買って実家に。父も車を買い替えたいらしくその後一緒に車を見に行った。この車ええなぁと話していた。まだ生まれてもいないヒヨコだが運転席に乗った経験があると車を見る目が変わるのが分かった日でした。



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