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こんな日々だった。(KEI)

新型コロナに感染してしまった。

皆様ご存じかと思うが、それで強制的お盆休みをとらされ、8/12の松永天馬ソロ、8/13のアーバンギャルドのライブに出演できなくなってしまった。楽しみにしていた皆様に申し訳なさすぎる。本当に申し訳ありませんでした。

感染を不注意からと責めるのは今やナンセンス、どこで感染するかわからないとは言え、本人としてはやっぱりもっと注意してたらなんて思ってしまうもので、皆様もご注意くださいませ。


ちょっと自分頑張ったぜ感の強い今回の経過を書いておきます。


最初は暑い日が続く中急に冷え込んだ日があってそれで風邪ひいたかな?なんて感じで喉の調子がおかしいなと思ったけど気にせず一日過ごした。


翌日、喉が痛いなぁなんて思っていたけれど、それ以外は特に何も無くて普通に過ごしていたら夕方に発熱。ウゲーなんてなって、もしやって思ってとりあえず夜遅かったので、もしかしたらごめんなんてメンバースタッフには連絡しつつ寝る。


起きてみたら熱下がってたらなんて夢見ていたが、むしろ熱上がっている中、朝から病院に電話。これが中々繋がらない。ニュースにはなっていたが、本当に医療逼迫しているのだなとも思った。正直実感なかった。やっと繋がり、発熱外来へ。

後から同じ頃になった今回サポートで参加予定だった西村健くんと話したのだが彼も中々電話がつながらなかったが僕より苦労したようだ。僕は都内とは言え田舎なのでまだ繋がりやすかったのかもしれない。

そんなわけで、病院に行った。他の患者とは違う動線で案内され、個室で待たされ、しかし医者はいつもの医者であった。これほんと大変だろうなと思う。その後経過の電話確認もその先生が直接やってくれて、しかも22時とかにかかってくるからきっと忙しいのだろうと想像がつく。

程なくその場でPCRの結果が出て、陽性。

もしかして違ったら良いなと思っていたが、予想もしていたのでショックはほとんどなかった。それよりもじゃぁどうしようかなんてことをばばばっと考えた。

家に戻り、メンバー、スタッフにLINEで報告。午前中はみんな寝てたりで連絡取れないので、午後になって色々と返信があり会議。会議前の時点で僕の気持ちは決まっており、不在でもライブをやってほしいということと、その為の仕込みはできそうということだった。体調がもっと悪くなる前にと皆の連絡が来る前にパソコン開いてデータのチェックなんかもしておいた。会議でよこたんは僕もいないとアーバンギャルドのライブじゃないなんて言ってくれて、それは勿論そうだと思うのだが、今回のコロナの様な場合はちょっとケースが違うかなと思って今回は僕の分まで頑張ってほしいと、ある意味お願いするような形でライブをやることになった。

会議が終わった頃は38度くらい。喉が前日より痛くなっていた。


次の朝。なんと西村くんからも連絡が来てコロナかもしれないと。夕方には陽性判明。

万事休すかとも一瞬よぎったが、やはりある意味打ち込みを駆使するアーバンギャルドだからこそなんとかなるだろう、なんとかすると決めて朝の時点でデータを色々といじる。なんで病気なりたての一番辛い時期に...でも仕方ない。バンドメンバーの予定も決まっており、ゲネプロやリハーサルの日程も移動できないのだ。ちなみにゲネプロはこの日からすると明日だ。

ギターや実際ライブで弾いている部分のキーボードのデータは無いものも多い。特に古い曲になればなるほど。それでも実は10周年の時にやったフラッシュバックワンマンのシリーズのお陰で大分データがある。それを探し出してはめ込み、それでも無い部分は弾くほどの時間はなかったので、どの楽器を聞かせれば成立するか考えてバランスを変えたり。そうやってできる様に。

そしてパソコンあれば、誰でもこの音を出せるわけではない。パソコンをセッティングして音を出さなくてはいけない。知っていれば誰でもできるが、知っているものがいない。というわけで解説する動画と文章を作って、アーバンギャルドのスタッフ、そして天馬くんの方はドラムのもとのすけくんに伝える。


ゲネプロの日。熱はほぼ平熱になったが喉はどんどん痛くなり最大限に痛い。

朝にスタッフと天馬くんが我が家に機材をピックアップしにくる。全部消毒して玄関の外に出しておいて受け渡し。窓経由で顔は見えるが、会話は電話で。刑務所風。

その後、現地でも電話でやりとりしながら確認もする。メンバー、スタッフの協力でなんとか出来そうだと言う連絡。

よかった。


松永ゲネプロの日。依然として喉が痛い。もとのすけくんと電話をしながらやりとり。なんとかなりそうだ。こちらの方は実はあまり心配していなかった。ツアーを二人でまわってる高慶くんがいるし、曲調的にもしっかりしたバンドメンバーがいればなんとかなるタイプと思ってた。実際大丈夫そうだと連絡。


次の日。機材も渡して、ゲネプロでやれることも確認できたので、もう僕にできることは殆どない。喉の痛みが消えないのでやっと1日どっぷりと休んだ。


松永天馬ソロ本番。

よく休めたからかただ日が経過したからか喉の調子も大分よくなってきた。ヤキモキはするがどうしようもない。結果、良いライブになったっぽくてよかった!


アーバンギャルド本番。喉の調子もほぼ良い。いがらっぽいくらい。

前々日にコメントを送ってくれと言われていたのだが、中々テンションが上がらず当日の朝に。

二回録音し直したのだけどちょっと長くなった。家にいるテンションはまた違うもので。

本番で途中で切られたとのこと、まぁねー。

本番もなんとかなったとのこと。よかった。


そんなわけでご迷惑お掛けしましたが、メンバー、スタッフの協力のもとなんとか公演をやりきることができました。ありがとうございます。


療養もあと1、2日。また皆様にお会いできる日を楽しみにしています。色々コメントとかありがとうございました。





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