緊急事態宣言下の音楽家の日常(TM)

緊急事態宣言下の生活もすっかり板についた。

自粛、という言葉は好ましく思わない。自粛を要請するという政府からの通達には、ずっと違和感が付きまとっているからだ。とはいえ私は自分の意志でステイホームし続けている。

都のロードマップによれば、我々ミュージシャンや我々ミュージシャンの主戦場であるライヴハウスに日常が戻ってくるのは、他の業種に比べても最後の最後となる。仕事場がなければ、不要不急の外出も出来ない。だから今現在、ミュージシャンという稼業は他の人に比べ自宅で過ごす時間が長いのではないだろうか。


そんな自宅で過ごす日々もだいぶ板についたいま思うことは「とにかく忙しい」ということだ。

毎日、ギターを弾いている。これは仕事ではない。まだ楽器を触り始めて二週間、仕事にできるレベルではないから、お稽古といったところだろうか。ただ自分にノルマを課す意味も込めて、毎日弾き語りをネットにアップし続けている。


そして楽曲制作の日々も続いている。幾つかの企画を同時進行している形だ。

そしてまた、グッズの制作や配信イベントの準備も忙しい。

二カ月前はこのコロナ時代、どのようにミュージシャンがサヴァイヴしていくかという議論も旺盛だったが、実際なるようになるものである。

少なくとも、変化を恐れなかった者にとっては今の状況もどうってことないはずだ。


都の緊急事態宣言も、週明けより解除される見通しだ。

しかし今までの日常が戻ってくるわけではない。

非日常が新しい日常に変わるだけだ。

その日常をどのように生きるか。せめて楽しむしかないだろう?




若い頃の父親にそっくりでびっくりした写真




© 2019 URBANGARDE All rights reserved.