ツアーも始まって五会場が熱狂を湛え終了。
2020年、目まぐるしいです。
世間ではコロナウィルスを流行しつつあり、これでオリンピックが中止になったらどうなるのだろう、またも歌詞で予言してしまったのだろうかと不謹慎なことも考えています(亡くなった皆様におかれましては心よりお悔やみ申し上げます。そして一刻も早く封じ込めが成果を出しますように。我々もツアーを無事完走出来ますように。バンドも、スタッフも、勿論お客様も)。
長く続けていると色々なことがありますね。
そして人生を三十数年もやってれば、多かれ少なかれ、事件は起きるものなのですね。
今回のツアーは週末が基本なので、平日は少し余裕が出来ています。
一月末のソロワンマンを終え、ソロ活動、そしてアーバンギャルドにおいても次の一手、今年の主軸を考えているところ(生欲やTOKYOPOPはどちらかというと昨年のタームに含まれるので)。
ユーチューバーの動画を見たり、ニンテンドースイッチをやったり、人と会ったりと、自分がどちらかというと避けてきた物事を体験しインプットしながら、アウトプットに想いを馳せている期間です。
ニュースで御覧になった方もいるかもしれません。中国ではコロナウィルスの蔓延から、多くの会社で在宅ワークが、また学校は在宅学習が基本になっているとのこと。
台湾でライヴハウスを経営している知り合いは「中華圏はこのタイミングで配信事業が急ピッチで進展してきていて、音楽業界もこれを牽引しつつある」とツイートしていました。
勿論環境的な問題が原因ではあるのですが、2020年代はより「現場」に対する考え方が変わっていくのかもしれない。
これが推し進められると、人類はもう家から出なくなるのかな?と思ったりもするんですよね。ウーバーイーツとアマゾンで買い出しや食事をし、医療用キットで健康診断を受け、パーソナルトレーナーを映像で召喚してトレーニングし、自宅で4DXライヴを愉しむ時代。外は温暖化による異常気象と疾病に溢れているので、揺りかごから墓場まで自宅でほぼほぼ過ごす時代。
「二十年後は渋谷の駅前が緑地公園になってたりして」と人に言うと笑われるんですけど、結構本気でそうなってる可能性を考えています。
そんなSF的想像をしつつの、インプットの日々です。
今週末は仙台。来週末は大阪と神戸。お待ちしています。
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