4/12はなんだか普段のライブが終わった感覚と違うものがありました。
渋谷クアトロでのリクエストワンマン「もっとビョーキにしやがれ!」皆様本当にご来場ありがとうございました。
ライブ後アドレナリンどばどばで眠れないなぁって言うのと、翌日に帰るので荷物をまとめなきゃあでツイキャスなどやらせてもらったのだけど、その時にも話したけどやっぱりアーバンギャルド15年目を迎えて色々紆余曲折あり、心がズタズタにされたりお客様の優しさに支えられて嬉しいときも楽しいときも、そうじゃない時もあったんだけど、アーバンギャルドは水玉とセーラー服と病だけのバンドじゃない!もっも音楽的にもビジュアル的にも可能性があるはず!って私自身ものすごく意固地になっていた部分があって、結構そこら辺は葛藤ずっとしていて。しかもやっぱり昔のメンバーの、綺麗な辞め方じゃない人の曲とか精神的にフラッシュバックしちゃうから(もちろん作品自体に罪は無いし、当時も全身全霊で全力で取り組んでいたので大切です)だから敢えてずーっと歌うの拒否していたっていうのもあって、そりゃあ結果普段やってなかったり昔の曲に集中するよねって分かってはいたけど、リハやゲネの時までは割としんどくて。
だけど本番に真っ赤に染まったフラッグで埋め尽くされたフロアをみて、私のなかの強がってたり意地を張っていた部分が少し緩んで、いやだいぶ緩んだ。
「もう水玉とかセーラー服とか過去とか未来とか最近とかどうでもいいや」って、本当にフロアでフラッグを振る皆様や、マスク越しだけど分かる「熱量」みたいなものを感じることが出来て、もちろんプロとしてお金を頂いてやらせてもらっている以上個人的な反省や全体の反省は多々あります。だけど普段なら落ち込んで終わりのところがあんまりなくって、私自身もフラッグで埋め尽くされた昔のアーバンギャルドが大好きだったんだなって言うことを再確認する事ができました。
なかなか文字にするのも言葉にするのも難しい感覚なんだけど、とにかくもう強がらなくて良いんだって思えたんです。
だから本当に心から伝えたいです。
本当に本当にありがとう。