近年の厳しい残暑に比べ、今年は九月一日から秋らしい感傷的な雨が続いていますが如何お過ごしですか?
コロナ禍なのに、コロナ禍だからこそ?アクティブなアーバンギャルドは
メンバー2名のバースデー2マン、持ち越されたツアーファイナル、そしてアルバムのリリースなどを行い、この夏を終えました。
前代未聞のオリンピックが開催されたこの夏が後世の人々にどのような形で記憶され、記録されるのかは我々次第といったところですが、
その夏にアーバンギャルドが出したアルバムや行ったライヴがあったことも、記憶し記録しておいて頂けたら幸いです。
ニューアルバム『TOKYOPOP2』は、我々史上最もボトムの効いた『東京爆発、その後²』で幕を明け、夏の終わりを感じさせる『東京REMIX』で閉じます。
レコードの針が上がるように、残された時を名残惜しむように緩やかに。
飛んでしまったスケジュールも多く、或る意味で不遇な夏ではありましたが、
「なかったなんて 言わないでよ」 そう思っています。 「嘘つきつづけてよ」 アーバンギャルドは仮想の夏を作ります。 もう少し一緒にバカンスしましょう。 信じて下さい。 それでは九月十二日に。 渋谷のビーチで待っています。
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