もう年度も改まってしまった。
御入学おめでとうございます。
御入社おめでとうございます。
デビューおめでとうございます。
生まれてきて良かったね。おめでとう。
春は出会いと別れの季節と言いますが、アーバンギャルドは毎年四月に周年が繰り上がります。
更に浜崎容子とおおくぼけいの加入も四月。分かりやすいですね。
十六年目に入りました弊バンドを今年度もよろしくお願い致します。
世の中もコロナの緩和ムードや少し早かった桜前線の影響で、近年稀に見るほど浮足立っているように感じられます。
当欄では約半年ぶりに筆を執り(もっと書け)御挨拶させて頂きます。
改めて、三月三十一日は十五周年記念公演・アーバンギャルドのディストピア2023「SOTSUGYOSHIKI」
御来場、もしくは御声援誠にありがとうございました。
前回のサンプラザである十周年公演は当時のベストを尽くしたものの悔いが残るところも多く、今回は準備に準備を重ね、当日を迎えました。
個人的には、一カ月ほど仕事をセーブして取り組んだのも初めてかもしれない。
脚本を書き演出をする人間としての意識をこれまで以上に持ち、映像やダンスの連携など、丁寧に情報を共有しながら制作していきました。
劇団をやっていた頃を思い出し、自分の創作の原風景を顧みるようでもありました。
学生時代から二十年以上やってきたあれやこれやのものづくりが、ようやく一つのステージに結実し始めた。
たまに誘われる俳優業も、細々書いてきた小説も、このパフォーマンスのためにあったのかもしれないと、ふと考えたりしましたよ。
前回2018年から2023年までの五年間は、かなり特殊な活動期間でもありました。
瀬々信脱退、三年ものコロナ禍。
サウンド面、ライヴ方法などでも模索を続けて来たこの五年の楽曲をメインにセットリストが組めたことも感慨深かった。
久々の声出し公演がサンプラザというのも熱かったですよね。
瀬々脱退以後やっていなかった「いちご売れ」も声出し初の「アルトラ」も、このためにあっためておいたんですよ(策士だからな!)。
この調子だとすぐにニ十周年もやってきそう。
それまで作品を世に問い、ステージに立ち続けることが出来たなら。
我々はやります。
君は、これからも、ついて来てくれるかな?
サンプラザについては他の欄でももう少し触れます。
また、追ってお知らせもあるでしょう。
終演後、駆け付けてくれた瀬々さんと。
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